「組織ラジオ」の相方の「高野慎一さん」が、ものすごい素敵なプレゼントをくださいました。「だいじょうぶ だいじょうぶ」という名の「絵本」と、そして読み聞かせの「CD」です。これは一生ものの家宝です。
だいだじょうぶだよ、おじいちゃん
絵本「だいじょうぶ だいじょうぶ」の最後の見開きには、ベッドのおじいちゃんの手を握っている「ぼく」の後ろ姿の絵と共に、次のような言葉がありました。
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おじいちゃんの てを にぎり、なんどでも なんどでも くりかえします
「だいじょうぶ だいじょうぶ」
だいじょうぶだよ、おじいちゃん。
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この最後の見開きで、娘の言葉を思い出し、涙ぐんでしまいます。
義父のベッドでの、わが娘の言葉を、ブログに書きました。
(下のタイトルをクリックするとご覧いただけます)

中井貴恵さんのCD
女優でエッセイストの中井貴恵さんが「だいじょうぶ だいじょうぶ」を朗読したCDも、絵本と共にたびたび聴いています。
聴くたびに、朗読でも最後の『「だいじょうぶ だいじょうぶ」だいじょうぶだよ、おじいちゃん。』のところで、グッと来てしまいます。
中井貴恵さんの朗読、とても素敵です。
「大人と子供のための読み聞かせの会」という活動をされていらっしゃるそうです。
このCDにも中井貴恵さんのご挨拶文がありました。
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「だいじょうぶ だいじょうぶ」は、毎日のようにお散歩を楽しむ仲のよいおじいちゃんと孫の男の子の物語です。
二人のお散歩は家の近くをのんびりと歩くだけなのに、おじいちゃんとの時間は、ボクに冒険のような楽しさを与えてくれます。
でもボクが大きくなるにつれ、世の中には楽しいことばかりではなく、怖いことや困ったこと、理不尽なことがたくさんあるということを知っていきます。
わけもなく友だちにぶたれたり、自動車が猛スピードで走りぬけていったり、飛行機は落ちることがあることも知ってしまったし・・・このまま本当に大人になれるかと戸惑うボク。
で、どんな時でもおじいちゃんはボクの手をやさしくにぎり、おまじないのようにつぶやきます。
「だいじょうぶ だいじょうぶ」と。
すると不思議なことにどんなことでも本当に「だいじょうぶ」になっていくのです。
(後略:この後に、この絵本の朗読の会「だいじょうぶキャラバン」の紹介が続きます)
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中井貴恵さんの朗読のバックに、ピアノ、尺八、箏、ギターの演奏が入っていますが、とても素敵なアンサンブルで、朗読をより際立たせ、心に染み入るCDになっています。
■中井貴恵さんの「大人と子供のための読み聞かせの会」のサイトはこちら

高野慎一ご夫妻
ご存じの方はご存じのように、高野慎一さんは2百数十回続いているポッドキャスト「組織ラジオ」の相方です。
サラリーマン時代の数々の苦難を共に乗り越えた「戦友」ですが、家族付き合いもしていただいている「親友」です。
前回の、今野誠一のブログ「大丈夫!」を、お二人とも読んでくださったそうです。
読まれて、高野さんの奥様も感じ入ってくださった上「あっ」と声を上げられたとのこと。
「あっ」の後に続いたのは「とてもいい絵本があるから差し上げたらどう?」という言葉。
彼女はリクルートのOGであり「児童書編集者」です。
有名なところでは、世界18の言語へ翻訳され、100万部を売り上げる世界的ベストセラーとなった、あの五味太郎さんの『らくがき絵本』シリーズやヨシタケシンスケさんの『りんごかもしれない』の海外出版を手掛けられた方です。
今では、これまでの豊富な経験を活かして、国際的に活躍されているんですって。
その肩書は「International Publishing Cordintor and Editorial Adviser」。
すごいですね。
二度目の「あっ!」があり、中井貴恵さん朗読のCDも思いつかれ、手配し一緒に送ってくださいました。
中井貴恵さんとは、中井さんの絵本を編集したことをきっかけに20年以上のお付き合いなんだとか。
さすがですね。
お二人の活動拠点である会社「株式会社aima」のサイトはこちらです↓。
絵本の内容もさることながら、娘のエピソードから、「だいじょうぶ だいじょうぶ」の絵本とCDをすぐに発想してくださり、送ってくださったお二人のお気持ちにとても感動しました。
ありがとうございました。
とても心温まる絵本です。
お勧めします。
ぜひお読みください。
その時には、中井貴恵さんの朗読CDもセットでぜひ。
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