やっちまった(T_T)

おいしい珈琲の半分も飲まないうちに、やっちまいました。自分の体のコントロールができませんでした。どういうわけか、手がカップを倒していました。珈琲は私のお腹にではなく、仕事をしていたテーブルに、床の椅子マットに、そして、そして、ノートパソコンに、飲ませてしまったのであります。

緊急時に人間が分かる?

非常事態の時には冷静にならないといけませんね。冷静になれるかどうかで、人間のできが分かるような気もします。その点においては、自分がけっこうイマイチだということが判明してしまいました。

「パソコン」と、「テーブルの上」と、「床の椅子マット」と、意識を向けなくてはいけない3地点の優先順位が瞬時に分からないのです。重大性からいくと間違いなくパソコンなのですが、テーブルから床に着々と液体が垂れ続けているのをそのままにもできません。
頭は「テーブルの液体の除去を先行して、床に垂れるのを止めなくては」と思っているんですが、雑巾は階下の洗面台に置いてあり、取りに行っていたらきっと液体のほとんどは、床に落ち終わるだろうなと思って足が動きません。
とっさにデスクにあったティッシュに手が伸びて、対処を試みますが、ティッシュというのは鼻水には対処できても、床に垂れ落ちる大量の茶色い液体を食い止める能力は持ち合わせていないことを確認して終わってしまいました。かくして、テーブルにぶちまけられた液体の多くが床の椅子マットの染みになる運命となったのであります。

無力感にさいなまれながら、いよいよ最も大切なパソコンの対処にとりかかります。
階下に降りて、掃除用のクロスを取って来て、ノートパソコンの全体をよく拭いて、キーボードに染み入った液体を、ドライヤーで乾かします。後で、これは絶対にやってはいけないことだということを知ります。

電源を入れると、無事立ち上がり、一見問題なく動くのでホッとしたのもつかの間、タッチパッドが機能しないことに気がつきます。この「電源を入れる」というのもやってはいけないことだということを後から知ります。

外付けのマウスでは、普通に使えるが、タッチパッドでは使えない、という悲しい状態を何とかしようと、再起動を繰り返しますがどうにもなりません。この「再起動」というのもやってはいけない行動だということを後で知ります。

今から振り返ると、自分はやってはいけない行動ばかりしていたようです。

外付けマウスで使えるんだから、まあいいか、とこのまま使うことも頭をよぎったものの、それはいかにも不便だと思い直し、マウスコンピュータのサポートセンターに連絡を取ることにしました。
長くなるので、やり取りの結論だけ言いますと「直ちに修理に出してください」というアドバイスで、その日のうちに発送することにしました。

パソコンを濡らしたら・・

慌てず、騒がず、冷静沈着に、対処法を調べて対応すればよかったのですが、何しろ慌てておりまして・・・。後から調べたら、まいりました。NG行動しまくってました。

□パソコンを濡らした時の正しい対処法
・即座に電源を切る: 充電ケーブルを抜き、可能であればバッテリーも外して、通電を完全に遮断する
・水分を拭き取る: 乾いたタオルで表面の水分を吸い取る。強く押し付けると水が奥に入るため、優しく行う
・液体を出す: タオルを敷いた上に逆さにして、重力で液体を排出させる
・自然乾燥(最低24〜48時間): 風通しの良い日陰で、完全に乾くまで一切電源を入れずに待つ

■やってはいけない行動(NG行動)
・ドライヤー、ストーブ、天日干し等での乾燥
・電源を入れる、再起動する:ショートする可能性が高い
・エアーダスターの使用:液体が奥へ飛ばされる
・冷蔵庫に入れて乾燥させる:故障の原因になる

■絶対にドライヤーで乾かしてはいけない4つの理由
熱による変形・故障:パソコンの内部パーツは熱に弱く、温風で基盤(マザーボード)のハンダが溶けたり、樹脂パーツが変形したりする
液体の拡散:風の力で、液体をさらに内部の奥深くへ押し込んでしまう恐れがある
静電気:ドライヤーの風が静電気を発生させ、内部の電子部品をショートさせる恐れがある
サビ・腐食の促進:温風を当てると、熱で蒸発した水分が内部で結露し、サビ(腐食)の進行を早めることがある

4つの理由を読んだら、実に冷や汗ものであります。

素晴らしきサポートセンター

かつて、社員が多く在籍して手広くやっていた時代は、事務所に、ほとんどすべての大手メーカーのノートパソコンがあったんですよ。パソコンの展示場のようだったんです。その理由はですね、コンサルティングや、研修講師の仕事の時にライバルメーカーのパソコンを持っていったらマズイじゃないですか。NECさんの仕事の時には「LAVIE」を、富士通さんの仕事の時には「FMV」を、という具合です。

余談ですが、そのようにしようと考えたきっかけがありました。
BMWジャパンさんの仕事をしていた時期のことです。幕張にご本社があった当時、私は堂々と愛車VOLVOで通っていたわけなんです。BMWばかりの駐車場に停まっていた私のVOLVOは、けっこう目立っていまして。ある日、ご担当者様が言い出しにくそうながらも、こうおっしゃいました。「今野さん、実はお願いがあるんですが、VOLVOでお越しになるのはやめていただけませんか。上から言われちゃってまして・・」と。
「誠に申し訳ございません」。

その次から私は電車で伺うことにしたわけなんですが、さすがに車を何台か持って、行先によって車種を変えるという余裕はありませんでした。

さて、パソコンの話に戻りますが、現在の私のメインのパソコンは「MOUSE」でして、今回の修理は、マウスコンピューターの「サポートセンター」とのやり取りでした。マウスコンピューターのサポートセンターは、「24時間365日サポート」で、日中の混みあう時間を外せばたいがいすぐにつながって、とても重宝しています。

さて、今回の修理もこれ以上短くできないのでは、という迅速対応をしてくれました。

以下はすべてメールのやり取りです。修理は、キーボード交換、マザーボード交換、バッテリー交換の三拍子ですから、それなりの修理内容です。
1/23(金):当方からパソコンを発送
1/26(月):先方から到着連絡
1/27(火):本体確認報告(写真付)と見積提示→当方からの「GO」の合図に「修理に着手」との返信
1/28(水):修理完了し発送との連絡
1/30(金):北見の自宅に到着

北海道と本州(マウスのサービスセンターは埼玉県春日部市)の宅配便は中一日かかりますので、実質の修理時間は「2日」です。マウスコンピューターのホームページには「72時間以内の修理対応」と謳われていました。まったくもって「看板に偽りなし」です。

すっかり気持ちを持ち直す

コーヒーをぶちまけるという、実にふがいない原因での修理ですっかり落ち込んでいたのですが、迅速な修理対応にすっかり気持ちがほぐれ、立ち直っていました。マウスコンピューターのこのサポート体制は、十分な差別化要因になるのではないかと感じました。

もう一つの悲劇は、床の椅子マットが汚れたことでした。


必死に、あの手この手で、この茶色い染みと格闘しましたが、これ以上どうにもなりませんでした。コーヒーが大量で、裏にまで達してしまったようです。フローリングの床を椅子のキャスターで傷つけないようにと導入している椅子マットを、新しいものに買い替えたばっかりだったので、こちらもそれなりに落ち込みました。

事務所全体をかなり気に入っていて、気分良く仕事をしていたので、この染みをそのままにしておく気になれず、クリーニングも考えたんですが、それなりのコストも期間もかかるようで、思い切って買い替えることにしました。買い替えるにあたっては、今回失敗したライトグレーのマットから、濃い色のマット(ネイビー)にしたのは言うまでもありません。

《ネイビーの椅子マットを敷いた新しいオフィス》

濃いネイビーのマットが納品されて敷いてみると、締まった感じでこれはこれで実によいんですよね。

生まれ変わったノートPCと新しい椅子マットで、すっかり気持ちを持ち直して、再出発です。

ところで、コーヒーカップを倒してぶちまけるなんてことは、これまで無かったことなんですが、これは年のせいなのか、病気で集中力を無くしているせいなのか・・・・。さてさて・・・。

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