再始動4ヵ月計画

前回のブログ「じたばたしない」では、自分に投げかけた「レジリエンスの2つの質問」について書きました。昨年の10月から闘病生活に入ったことの3つの意味として・・・
1.「健康」の定義を考え直した
2.「試されている」という人生の姿勢を再確認した
3.今後の自分を再定義にする機会になった
の3つを上げまして、1.と2.について触れましたが、今回は残りの「3.今後の自分の再定義にする機会になった」についてです。

自分のあり方を変えて生き続ける力

指定難病に罹ってしまったこの機会を「試されている」の精神でどうとらえて乗り越えていくかを考えてみたんですけどね。「指定難病」と聞いて、ビックリし、ショックを受けたんですが、落ち着いてからは、せっかく得難い経験をするのだから、この経験を糧にして、自分自身のステージを変える、さらに進化させる機会にしたいという気持ちが湧き上がってきました。


「レジリエンス」の定義を変えてみようと思ったんですよ。
レジリエンスは、前回のブログで書いたように一般的に「回復力」「復元力」など、元に戻る力として定義されているんですが、「一日も早く“元の”元気な自分に戻りたい」と焦って考えるのではなく、数ヶ月かけて順番に新しい自分というものを考える機会にしようと考えました。

具体的には、4ヵ月計画です。


再始動に向けて、“レジリエンス”を「自分のあり方を変えて生き続ける力」と再定義してみました。
これまでのビジネスの経験と、今回の病気の経験もあわせて糧にして、自分自身をもう一段進化させて、新しい形で世の中に貢献し続けようと思います。


少しでも早く仕事を再開しようと焦るのではなく、ひと月ごとにステージの意味を持たせ、計画的に新しい自分を作っていけたら、人生の充実期に病気になった意味が見い出せると考えます。


この後、再始動の4段階について、一つずつ詳しく考えたことをレポートします。
考えたことを、自分の忘備録的にメモしてますんで、読みにくいかもしれませんが、ご勘弁ください。

11月:静養期_内面を整える時期

11月を「ステージ1:静養期」として、内面を整える時期と決めました。
ステージ1:静養期 “内面を整える時期”
この時期の目的は、「現状を受け止め、自己理解を深め、心身を回復させる」ことです。
行動のポイントは「洞察」「軸」「ユーモア」の3つです。

洞察:体調・感情・思考の変化を記録する(「今日の自分」を観察する日記習慣)
:自分の人生の「軸(何を大切に生きるか)」をあらためて考え、言葉にして残す
ユーモア:現状を自嘲でも笑えるくらいに「軽く受け止める力」を持つ
→「この病気が自分にくれた“強制リトリート”期間」と考える

☆この時期のキーワード:「立ち止まる勇気」「受け入れて、見つめる」

12月:回復期_リズムを取り戻す時期

◆ステージ2:回復期 “リズムを取り戻す時期”
この時期の目的は、「体調・生活リズム・思考力を少しずつ社会的ペースに戻す」こと。
行動のポイントは、「独立性」「創造性」「関係性」の3つです。

独立性:生活上、自分の力でできる範囲を増やしていく
創造性:病気の制約の中でできる新しい仕事の仕方・学び方・人との関わり方を試す
関係性:他者との交流を「再開」ではなく「再構築」と捉えて考える
→色々なものとの距離感を元に戻そうとせず、「新しい距離感」を自分で設計する

☆この時期のキーワード:「無理なく挑戦」「変化を恐れず、形を変えてつながる」

1月:復帰準備期_再出発の設計をする時期

◆ステージ3:復帰準備期 “再出発の設計をする時期”
この時期の目的は、「再び社会・ビジネス活動に戻るにあたり、自分なりの働き方・役割を再定義する」こと。
行動のポイントは「再創造」「洞察」「貢献」の3つです。

•再創造:仕事復帰を「再稼働」ではなく「再創造」と位置づける
•集中:以前の働き方を見直し「何を手放し、何に集中すべきか」を明確にする
•貢献:会社・社会・家族に対して「どう貢献したいか」を再定義する

☆この時期のキーワード:「戻るのではなく、進化する」「新しい自分の働き方を選ぶ」

2月:再始動期_経験を活かして動く時期

◆ステージ4:再始動期 “自分の経験を活かして動く時期”
この時期の目的は「経験を“痛み”から“知恵”に変え、他者・組織に還元する」こと。
行動のポイントは「共感」「ユーモア」「創造性」の3つです。

・共感:病気を経たからこそ、他者の不安・疲弊・弱さに共感できる
・ユーモア:リーダーとして、場の重さを和らげる「心の余白」を提供する
・創造性:組織運営や経営判断に「人の持続性」「回復力」の観点を組み込む

☆この時期のキーワード:「経験を意味づける」「支え合う文化をつくる」

新しい「自分」を楽しみに!

11月から2月を4つのステージに分けて、段階を踏んで進んでいますが、メインは今月(1月)の「復帰準備期_再出発の設計をする」です。今回の病気をきっかけに、これまでの延長上で人生を終えるのではなく、自分の新しい働き方と役割を再創造する機会を得ました。
この1ヵ月で、どんな再出発の設計ができるか、とても楽しみでワクワク感がたまりません。

■「組織ラジオ」との連携
ポッドキャスト「組織ラジオ」の第261回「レジリエンスは“自分のあり方を変えて生き続け、貢献を続ける力”」と、このブログと前回のブログがリンクしています。
ぜひ音声での高野慎一氏とのやり取りも聴いてみてください。

↓こちらをクリックしてください
第261回組織ラジオ「レジリエンスは“自分のあり方を変えて生き続け、貢献を続ける力”」

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