「LOVE&PEACE」じゃないよ!社名に込めた覚悟と、ドラッカーからの問い(中編)

第3期(現在)社名:GOOD and MORE

数多くの組織変革コンサルティング案件を手掛ける中で、私は恐ろしいことに気がつきました。

世の中の多くの組織風土が「BAD & NO(ダメ出し文化)」でできているのです。失敗や欠点ばかりに目を向け、正すことにエネルギーを浪費している事実。

そうではなく、「今うまくいっていること(GOOD)」に目を向け、その理由を解き明かした上で「さらに良くするには(MORE)」を共に考える。この思考パターンを持つ集団こそが、エネルギーに溢れた強い組織になれる。この信念をそのまま社名にしました。

……ちなみに18周年記念の時、メジャーデビューが決まったクロマチックハーモニカ奏者の山下伶さんとのコラボパーティーでのこと。

山下さんがステージMCで「本日おめでたい、株式会社LOVE&PEACEさんの……」と笑顔で発言。会場全員がズッコケるという素晴らしい天然ぶりを披露していただき、我が社は一時的に「愛と平和の結社」へと生まれ変わったのでした(笑)。

「何によって憶えられたいか」という問い

ドタバタの社名変更史ですが、私がここまで社名に強い思いを込めるようになったきっかけがあります。ピーター・ドラッカーの著書『非営利組織の経営』に出会ったことです。

ドラッカーは13歳の時、宗教の先生から「君は、何によって記憶されたいか?」と問われたそうです。「今すぐ答えられなくてもいい。だが50歳になっても答えられなければ、人生を無駄にしたことになる」と。

この言葉は私の胸に深く刺さりました。 自分はどんな人として、どんな会社として記憶されたいのか?

「“BAD & NO”のダメ出し風土を、“GOOD & MORE”に変えてくれた人」

「関わることで、組織と人生を前向なエネルギーで満たしてくれた人」

そう記憶されたいからこそ、私は社名に自分の生き様と覚悟を込め続けてきたのでした。

(最終回は、病を機に決意した「新肩書」と、これからの覚悟についてお話しします!)


■YouTubeチャンネル『imaichiTV』でも設立記念日の話をしています。
imaichiTV第35回「何によって憶えられたいか」
         こちら↑もぜひご覧ください。

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