食卓のテーブルの上に、一枚のメモが置いてありました。
「8/22(土) コーチャンフォー」

※「コーチャンフォー北見店」は、本、文房具、CD・DVD、カフェ・飲食の4つの部門が揃った、オホーツク管内最大級の大型複合商業施設です。
コーチャンフォーに行きたい
発達障害があり、人混みや知らない人が極端に苦手な娘。普段の外出といえば、月に一度の病院や美容室、たまに行く北見メッセくらいです。
買い物も「〇〇を買ってきて」と妻に頼むことが多く、親としては健康のためにも外に出てほしいと思いつつも、パニックを避けるため本人のタイミングをそっと待つ日々でした。
そんな娘が、自分から「コーチャンフォーに行きたい」と言い出したのです。
当日は親子三人で車を走らせました。 店内に入ると緊張した様子ではありましたが、お目当ての売り場へ一直線!自分自身で好きなものを選び、買い物を楽しむことができました。
帰宅後の娘は達成感に満ちあふれ、とてもご機嫌な表情。親にとっても、胸がじんわり熱くなるような嬉しい一日となりました。

「成長」
我が家にとって「成長」とは、決して特別な偉業だけではありません。
北見に移住してから、私のPowerPointマニュアルを独学でマスターし、今では私の仕事(コンサルティング)をサポートしてくれるようになった娘。自分の力で収入を得て、好きなものを買う喜びを知ったことは、彼女の人生における「大きな成長」でした。
そして今回のように、「行動範囲がひとつ広がった」ということ。 一見ささやかに思えることでも、彼女にとっては間違いなく大きな一歩であり、確かな成長の証です。
親として「どうせ無理だろう」と諦めてしまわず、彼女の可能性の芽をそっと見守り続けること。
次はどんな「奇跡」を見せてくれるかなと楽しみにしながら、これからも娘のペースで広がる世界を、一緒に喜んでいきたいと思います。







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